第6話 酢豚　と　雨

大体タイトルにあるものを描いているのですが今回は酢豚。その中でもパプリカを切るシーン。かたくもなく柔らかくもないものを作画で表現する難しさを実感しました。また、原画の吉岡くんの描くカラスが良くて、無理を言って彼に２原までやってもらったら、最終画面までいいものが上がってきたので、本当に良かったと思っています。

お涙頂戴じゃない、グロじゃない、ときめき恋愛とかじゃない、下品で笑いも取らない。そういう作品が自分は好きで、義妹生活は日常から少しずつグラデーションのように物語が進んでいくので観ていてとても心地良かったです。
私は今回の作品でメイン動検を務めましたが、義妹生活は１話あたりのカット数が少ないため、１カット１カットが重く長めの日常芝居でリテイクの量が多く大変で、中割り参考とかを作監様に手伝ってもらいとても助かりました。ラッシュで完成した映像を見たとき、参加できたことを光栄に感じました。是非とも視聴者様の目に留めていただきたいです。