第4話 傾向　と　対策

4話で思い入れのあるシーンはLo-Fiヒップホップのシーンです。いただいた音楽がすごく素敵だったので、毎日聴きながら作業していました。悠太たちがいる雨夜の渋谷を想像しながら、小さな瞬間を切り取るようにカットを作成していきました。

長尺のカットが多くレイアウト原図を描く時から大変苦労しました。
カット１も人がいない時間、背景だけの時間が沢山あり、どうやったらこのカットが、持つか？ということばかり気にしてやっていました。また、タオルを畳むという単純作業を作画で当たり前のように作り上げることにも、大変苦慮した点です。

悠太と沙季の言いたくても言えない…や、もしくは言いたいけど言わない…等、ふたりの心の中でぐるぐるする色々な気持ちに寄り添って編集しています。これからふたりの関係がどのように変化していくのか、最後まで楽しんでくださると幸いです。